2020年の4月現在、世界中でコロナウイルスの影響が出ています。
FXに関しても同様で、コロナウイルスの発生から各国の緊急事態宣言等が発表された3月、4月は相場が大荒れになっています。
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相場がものすごく動く時というのは、トレーダーにとってチャンスだという人もいます。
(最近、このコロナの荒れ相場で儲けようみたいなFXの広告をよく見ます)
しかし、一方であまりにも予期せぬ動きのせいで、FXで大損したトレーダーも数多くいます。
自分も相場が動く時のほうがよいという考えを持っていてエントリーしたくはなるのですが、現状のコロナ情勢はまったく予想がつかないので過度なエントリーは控えるようにしています。
なので今回は自分も気をつけなければという戒めのために、
このコロナの影響で大損した投資家
に関しての情報を書いておきます。
コロナの影響でFXで大損した投資家
特に話題なった人でいうと、ちょっと前に3年で14億稼いだということで新聞でも取り上げられたことがある「アキラ氏」。
この方は3月の中旬のドル円大下落した際に買いポジションを持っていて、1億4000万円以上の損失を出して強制ロスカットをくらったようです。
なにもかんがえれない
ツイッターけす、だからおねがい
最後くらいいやなこといわないで
ほんとごめん
これだともうトレードできない pic.twitter.com/2rKga4dumg— アキラ@FX日本ランキング1位トレーダー (@a__KiRa612) March 6, 2020
その他にもツイッターでは多くの人がFXで大損した旨を投稿していたりします。
1億2500万損切しました。これで今年の損益は-1000万円です。今ポンドルで最後の勝負をしています。それが終わった後、今後生配信を続けるべきなのか考えます。
少し休憩させてもらいますね。
皆さん本当にありがとう!負けたので何も言えない立場ですが応援して下さった皆さんには感謝しかありません。 pic.twitter.com/3NZiVmn4HU— AkiFX リハビリ中 生配信トレーダー (@aki_fx1) March 20, 2020
爆死からの爆上げきましたありがとう。
ちなみに、焦って一番底でエグジットしました。大損 pic.twitter.com/rdVBMIZ3va— ただのサラダ 投資垢 (@tadanosarada_fx) March 9, 2020
FX退場します。
マイナス108万
残額出金しました。— いけみゆ (@826eYvtFvnhbFnR) March 10, 2020
コロナショック時にFXをして大損した人の特徴
大損をした人の傾向を見ると、以下のパターンが圧倒的に多いです。
- 急激な下落の後に反発があると思い、下落途中に逆張り取引を仕掛けた人
普通の相場環境であれば、急激な下落があれば、その後に必ず反発があるので、反発狙いで買い仕掛けをするという思考が働きます。
ただ今回のコロナショックの場合、「ここが底かも」と思える所からさらに下落するケースが何回もあったことと、反発するまでの下落幅が異常だったこともあり、反発する前に強制ロスカットを食らって退場というパターンが多く見られました。
- 今まで塩漬けしていたエントリーが強制ロスカットを食らって大損。
スワップ狙いでずっと待ち続けていたポジションだったり、含み損を抱えていて、決済するのが怖くなって放置していたポジションが、今回のコロナショックで一気に下落して強制ロスカットまで達したパターンも非常に多いです。
コロナショック時にFXで大儲けした人の特徴
逆に、このコロナショックで大儲けしたという人達もいます。
この人達がうまく利益を出していた特徴としては、
- 元々のコロナ前からのトレンドに乗っかっていて、コロナショックでそのトレンドが加速して大儲けした
という人が多いです。
通貨でいうと、豪ドル/米ドルはコロナ前から週足、日足ともに下落トレンドを形成していて、コロナショックでその下落がさらに加速しました。
元々売りでエントリーしていたポジションで含み益が出ていて、コロナ時も同じトレンドが続きそうでそのまま保有していたという人は、相場の大変動で大勝ちしたというパターンになったようです。
コロナのような想定外の大荒れ相場で大損するのを防ぐための注意点
大損した人と儲けた人たちの様子から大損を防ぐために注意しておくことを考えると以下のような点があります。
普段の相場では機能する逆張りの発想をしている人はこの情勢ではやめておいたほうがよい。
ほとんどの大損した投資家は逆張り発想をしていて、「めっちゃ下がったからそろそろ上昇に転じるはず」という考えで、買いを入れたのに、予想以上に下落をしてしまい、強制ロスカットポイントまで到達してしまった人が多いです。
後々の相場を見ると、確かにV字回復しているので、予想としては間違ってはいないのですが、V字回復するまでの下落率が予想以上で、耐えきれなかった人が続出した模様。
前代未聞の事態の時には、自分の想定をはるかに超えた下落が発生してもおかしくはないということを頭にいれておいたほうがよさそうです。
まとめ
コロナ情勢はFXにおいても非常に大きな影響を与えています。
大荒れの相場は、動きが大きいので、利益をだすときも損失を出すときも大きなお金が動く可能性があります。
そのことを十分に理解して、自身のトレードの取引量を調整するようにしましょう。
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