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FXのトレードでたまに用いられる用語で
ラウンドナンバー
というものがあります。
このラウンドナンバーをすごく重視する人もいれば全然考慮しない人もいるのですが、実際にトレードでどのように考慮すればよいのか、簡単なようで難しいものです。
今回は、ラウンドナンバーとは一体どういうもので、トレードでの使い方はどういったものなのかという話をしていきます。
ラウンドナンバーとは
まずラウンドナンバーとはどういったものかという話です。
FXでのラウンドナンバーとは
為替の値段でのキリがよい数字
という意味です。
(キリ番という言い方をされることもあります)
例えばドル円でいえば、100円や110円などのキリが良い数字は多くの人に意識されるポイントになります。
- 100円を切るか切らないかが大きな焦点です。
- 110円を抜けるかどうかが注目されています。
といったことが相場のニュースで語られることは多いです。
このようなキリの良い数字は多くの人がこの数字を抜けるか抜けないか気をつけているのでその値段で指値や逆指値を置いている人が多く存在します。
なので、このようなキリの良い数字は
抜けると一気に上昇、下落するポイント
または
そのポイントで下げや上げが止まるポイント
として意識されることが多々あります。
トレードで考慮すべきラウンドナンバーは?
FXのトレードにおいては見ている時間足にもよりますが、基本的には小数点が0になる数値や5になる数値はラウンドナンバーとして注目されることがあります。
ドル円でいうと、100円、100.5円、101円、101,5円、102円、etc…
などですね。
ただ、すべての数値に気をつけなければならないというわけではありません。
私の場合、ラウンドナンバーはトレードに考慮するのはライン分析において、ラインと意識するポイントが重なった時だけ考慮するようにしています。
ライン分析とは、チャートにおいて、トレンドラインや水平線ラインというものを引いて、今後の価格の動きを予想するものです。
ライン分析の方法に関しては別記事にて詳しく書いています。
トレンドラインや水平線ラインを引いて、多くのトレーダーが意識するポイントを把握した際に、そのポイントがラウンドナンバーと重なるということはよくあります。
そうなった場合はより意識されているポイントであるということで、自分の立てているロジックの根拠が強まったという判断をすることがあります。
ラウンドナンバーは「おまけ」という位置づけであり、単体では用いません。
あくまでも別の分析による根拠があり、その根拠を強めるために使用します。
また、たとえばライン分析において意識されるポイントが110.02円とかだったりすると、ラウンドナンバーと似通っているので、普段は損切りポイントを2pips下の110円に置くところを、その数値は避けて、もう少し下の109.98円に置くなどの行為をしたりします。
まとめ
ラウンドナンバーは単純に言えば
みんなが意識するキリのよい数字
であり、この数字は一気につけ抜けたり、下げ止まったりするポイントになるという意味です。
もちろん多くの人が意識するポイントを考慮することは大事ですが、トレードにおいてはそこまで重視するべきことというわけではありません。
あくまで、別の根拠がある際に、「ラウンドナンバーもあるし、よりみんな意識しているだろうな」と根拠への自信を強めるために使う程度で活用していきましょう。
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