今回は異色のゲイトレーダーであるもってぃ氏が開発したFX教材(サインツール)、「ゲイスキャFX」のロジック(手法)について、その内容を解説していきます。
もちろん私が直接購入して検証してみたわけですが、個人的にゲイスキャFXは、わかりやすいうえにマインド部分についてもしっかりと教えてもらえるため、初心者にもおすすめできる教材(サインツール)であると感じました。
さらにトレーダーの間ではもってぃ氏自体の評判も非常に良く、そのキャラクターや見た目の派手さに反して地に足の着いた考え方をする正統派のトレーダーとして有名です。
そのためゲイスキャFXについては、ロジック(手法)や内容はわからないけれどもってぃ氏が関わっている教材だから気になっている、というトレーダーも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、もってぃー氏が開発したゲイスキャFXを実際に使ってみた私が、そのロジック(手法)の内容を詳しく解説していきます。
私なりの評価や感想もお伝えしていきますので、購入を考えているという場合にはぜひ参考にしてください。
記事内目次
ゲイスキャFXはどのような教材(サインツール)?
ゲイスキャFXは、トレーダーの間で評判が良かったゲイ・トレーダーであるもってぃー氏が、FX教材界隈の大手であるクロスリテイリング社と共同で作り上げた教材(サインツール)です。
基本はサインに沿ってトレードをすることになるのですが、ゲイスキャFXではそれだけでなく、トレードをするうえで重要なマインドについてまでしっかりと学ぶことができます。
そんなゲイスキャFXの基本情報については以下のとおりです。
販売元 | クロスリテイリング株式会社 |
販売開始時期 | 2019/01 |
運営責任者 | 松野有希 氏 |
販売価格 | 39,800円(税込 43,780円) |
※2019年12月時点の情報です。
ちなみに販売ページでは「FX初心者がいきなり月収800万円!?」と大きく記載されていますが、これは正直クロスリテイリング社お得意の大げさな表現だと思っておいた方が良いです。
確かにロットを大きくすれば月収800万円という数字を出すことも不可能ではないのでしょうが、FX初心者がいきなりそれほど大きなロットを張るということ自体、現実的ではありません。
ただそれはあくまでもクロスリテイリング社の売り方の問題であって、開発者であるもってぃ氏については、教材を出す前から非常に評判の良いトレーダーさんでした。
実際も高いようで、ゲイスキャFX内の解説や後述するロジックについても、かなり地に足の着いた現実的なものになっています。
そのため私としては、「楽に稼げる」ということだけをアピールしたがる偽物トレーダーともってぃ氏は一線を画していると感じましたね。
ゲイスキャFXは、そんな本物の勝ち組トレーダーであるもってぃ氏が作り上げたFX教材(サインツール)です。
さすがに初心者がいきなり月収800万円を稼ぎ出すのは厳しいとしても、その地に足の着いたロジックやマインドには十分に価値があるのではないでしょうか。
異色のゲイトレーダーもってぃー氏とは?
もってぃー氏は、ゲイスキャFXが発売される前から異色のゲイトレーダーとして情報発信をされてきた方です。
ブログやTwitter、YouTubeなど、さまざまな媒体で自身のトレードに関する情報を発信されています。
私もゲイスキャFXを検証するにあたり、もってぃー氏について色々と調べてみたのですが、とにかく驚かされたのはその評判の良さです。
普通、FX教材を出しているトレーダーさんの場合は、どうしてもあるていどの悪評が付きまといます。
なぜなら教材を買っても勝てないという人が一定数出てくるため、そういった人たちからの評判がどうしても悪くなってしまうからです。
しかしもってぃー氏の場合、ほかの教材を出しておられるトレーダーさんに比べて明らかに高評価な意見が目立ちました。
それこそゲイスキャFXで勝てていないという人でも、「もってぃー氏が悪いのではなくクロスリテイリング社のド派手な売り方が悪い」という意見を持っていたほどです。
このことからも、もってぃー氏への高い評価や信頼感が見て取れます。
さらにTwitterのフォロワー数も25,000人を突破しており、もってぃ氏は多くのトレーダーに愛されているようでした。
ではなぜそんなにも人気なのかというと、やはりそのキャラとは真逆とも言える地に足の着いたトレードスキルとマインドが、多くのトレーダーに評価されているからではないでしょうか。
もってぃー氏のキャラ付けに関しても、ちょっとキャラを濃くしたほうが商材を販売するときには良いからなのか、広告などでは「ゲイトレーダー」としてきついオネエ言葉などが全面にでています。
しかし、実際のもってぃー氏のしゃべりなどを聞くと、非常に落ち着いて真面目なトレーダーという印象を受けるかと思います。
ゲイスキャFXのロジック(手法)はラインチャートを使った順張りスキャルピング
ゲイスキャFXは、「順張り、押し目(戻り)狙いの1分足スキャルピング」のロジックによって成り立っているサインツールです。
主に以下の6通貨でのトレードを想定されています。
- USD/JPY (ドル/円)
- EUR/USD (ユーロ/ドル)
- EUR/JPY (ユーロ/円)
- GBP/JPY (ポンド/円)
- GBP/USD (ポンド/ドル)
- AUD/JPY (オーストラリアドル/円)
ゲイスキャFXは1分足のスキャルピングということで、基本は小さな利益を重ねていくコツコツ型の手法であると言えます。
1日に70回ていどはトレードチャンスがあるとのことなので、1日に小さな利益を何度も取っていくようなスタイルですね。
そうして小さな利益を重ねつつ、大きなトレンドが発生したさいには大きな利幅を狙っていく、というのがゲイスキャFXの基本戦略となります。
ゲイスキャFXのベースとなっているのは「グランビルの法則」
ゲイスキャFXの基本的なロジックの考え方については、50年以上前から世界中のトレーダーに愛用されている「グランビルの法則」が根幹にあります。
グランビルの法則とは、移動平均線と価格の離れ方や方向性を確認することにより、4つの買いパターンと4つの売りパターンを見つけ出す法則のことです。
ゲイスキャFXはこのグランビルの法則を自動で判断したうえで、以下の3つのサイン(ゲイスキャ・アロー)を表示してくれます。
- エントリーサイン(本サインの前に準備サインも表示してくれる)
- 決済お知らせサイン
- トレンド転換サイン
実際にトレードをするさいには、この3つのサインを参考にすれば良いというわけですね。
ただトレンド転換サインにはやや補助的な意味合いもあるので、基本的には以下の画像のように「エントリーサインでエントリーして決済サインで決済する」といった簡単な2ステップになります。
「トレンド転換」とは、トレンドが終わる、もしくは逆方向に変化することをします。
また、逆に一定の値幅を行ったり来たりしている相場環境は「レンジ」といいます。
ゲイスキャFXではラインチャートを採用している
ゲイスキャFXでは、ローソク足が主流となっている現在では珍しく、ラインチャートを使ってトレードを行っていきます。
ちなみにローソク足とラインチャートの違いについては、以下の画像を参考にしてください。
◆ローソク足
◆ラインチャート
上の図がローソク足で、下の図がラインチャートです。
ローソク足は、一定時間の高値、安値、始値、終値を含んだチャートで、一方ラインチャートは、ローソク足の終値だけを結び、1本のラインとして表示しています。
そのため、ラインチャートはローソク足に比べて情報量が少なく、余計な値動きに惑わされることなくトレードができるといったメリットがあるのです。
逆にローソク足の場合、以下の画像のように情報量が多すぎるため、初心者には向いていないともってぃ氏は考えています。
ゲイスキャFXの評判、口コミ
ここからはゲイスキャFXの評判、口コミを良いもの、悪いものに分けて紹介していきます。
ゲイスキャFXやその開発者であるもってぃ氏の評判はどうなっているのか、ぜひ参考にしてください。
ゲイスキャFXの良い評判、口コミ
ゲイスキャFXやもってぃ氏についての良い評判、口コミには、以下のようなものがありました。
以上がゲイスキャFXの評判、口コミです。
まとめると、以下のような意見が多くありました。
- しっかりとしたロジックで成り立っているまともな教材(サインツール)である
- もってぃ氏のマインドは学んでおいて損はない
このように調査結果としては、もってぃ氏のロジックとマインドを高く評価する意見が目立ちました。
やはりもってぃ氏は、多くのトレーダーの間で高く評価され、信頼されているようですね。
ゲイスキャFXの悪い評判、口コミ
ゲイスキャFXやもってぃ氏についての悪い評判、口コミについては、以下のとおりです。
以上がゲイスキャFXの悪い評判、口コミです。
とにかく多かったのが、「売り方がひどすぎる」という意見でした。
販売ページには「初心者が月収800万円」と書かれていますが、どう考えてもそれは不可能だし、そもそももってぃ氏もそこまで稼いではいない、という意見が本当に多かったです。
ただその反面、教材(サインツール)そのものやもってぃ氏に対する悪い評判や口コミはあまり見かけませんでした。
そのためあくまでも世間では、「売り方は悪いが良い教材(サインツール)ではある」という評価になっているということなのでしょう。
ゲイスキャFXに対しての感想レビュー
ゲイスキャFXについて個人的には、初心者にこそおすすめできる教材(サインツール)であると考えています。
ラインチャートを採用することでわかりやすいサインツールとなっており、さらにもってぃ氏の地に足の着いたマインドを学ぶこともできるためです。
ただし、1つだけ注意が必要なところがあります。
それが、
「ゲイスキャFXは完全無裁量で使えるツールではない」
ということです。
ゲイスキャFXは確かにサインツールなのですが、勝率を上げるためには、EMA、ストキャスティクス、MACDといった3つのインジケーターを確認して、サインの取捨選択をしなければいけません。
そしてこのサインの取捨選択が、どうしても裁量判断になってしまうのです。
そのため初心者の場合、この裁量判断についてしっかり学ばなければ、いきなり稼ぎ出すということは難しいでしょう。
ただ、もってぃ氏はもちろんそのことも理解されているようで、教材内ではしっかりと「練習が重要だ」ということを説明していました。
いきなり大切な資金を危険に晒すのではなく、まずはデモトレードや小資金でしっかりと手法を自分のモノにするのが重要だということです。
こういったトレードをするうえでのマインドは、手法やロジックと同じくらい重要な要素となります。
そういった部分についてももってぃ氏がしっかりと教えてくれるからこそ、ゲイスキャFXは初心者にもおすすめできるというわけですね。
ゲイスキャFXについての総合評価
ゲイスキャFXの総合評価としては
です。
「ゲイの人が教えるFX教材」という形でちょっと色物扱いされることがありますが、商材としては非常にまともです。
ラインチャートを使うロジックというのは私は初めて見ましたが、確かに情報量が少ないというデメリットはあるものの必要な情報だけ理解できるので初心者の人にはよいなと感じました。
ただ、サインチャートでありながらかなり裁量判断が求められるので、習得するのは若干時間がかかります。
その分、真に稼げるトレーダーとしてしっかりと学ぶにはよい商材だと判定しました。
こんな人におすすめ
- 稼げるトレーダーのマインドをしっかりと学びたい人
- 今までまったくFXをしたことがない初心者
には良い商材だと思います。
商材内ではもってぃー氏の相場時の考え方やマインド部分が多く含まれているので、その点だけでも非常に勉強になります。
ただ、FXの勉強だと「始めはローソク足の勉強から」というのが多いですが、ゲイスキャFXではラインチャートを使うので、「いままで勉強したローソク足の話が通じない」ということが若干あります。
なので、まったくの初心者がまっさらな状態でゲイスキャFXを勉強したほうが理解がしやすいかなと感じました。
まとめ
今回はゲイスキャFXについて、そのロジック(手法)の内容を解説してきました。
私としては以下の3つの理由から、ゲイスキャFXは初心者にこそおすすめできる教材(サインツール)であると考えています。
- ゲイスキャFXのロジックではラインチャートを採用して無駄な情報を省いているため、FX初心者でもわかりやすい
- FXトレードをするうえで重要なマインド面についてもゲイトレーダーもってぃ氏がしっかりと教えてくれる
- もってぃー氏は地に足の着いた考え方をするトレーダーであり、ゲイスキャFXを発売する前から評判も良い
とくにもってぃー氏のマインドについては、FX初心者こそ参考にするべきものだと思っています。
トレードをするうえで重要な10か条やトレードの練習方法など、本当に勉強になることが多かったですね。
ただし一方でゲイスキャFXにはプラス面だけでなく、以下のようなマイナス面も存在しています。
- クロスリテイリング社が煽っているほど稼ぐのは難しい
- 半システム半裁量のためいきなり稼ぎ出すのは難しい
とはいえクロスリテイリング社の煽り方はいつものことですし、裁量部分についても、教材内でもってぃ氏がしっかりと見極め方や練習方法を教えてくれています。
そのため、クロスリテイリング社が出している月収〇〇万円という数字に惑わされず、基本的なマインド部分からしっかりとFXを学びたいというのであれば、やはりゲイスキャFXは初心者にこそおすすめできると言えますね。
以上がゲイスキャFXのロジック(手法)や教材の内容を確認、検証した私が出した結論です。
もしあなたがFX初心者で1からしっかりとFXを学びたいと思っているのなら、ゲイスキャFXはおすすめです!
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