今回は「億スキャFX」というサインツールについて、そのロジック(手法)の内容を検証していきます。
私自身、億スキャFXを購入して試してみたわけですが、まさに王道と呼べるロジック(手法)を非常にシンプルでわかりやすいかたちにしたものである、という印象を受けました。
そのため私の個人的な意見としては、「億スキャFXは、王道ロジックを初心者にもわかりやすいかたちで表示してくれる良いサインツールである」と考えています。
実際のところ、私は口コミも調査しているのですが、「初心者でも勝率が9割を超えた」という評判もちらほら見かけたほどです。
ただFXにはビギナーズラックというものもあるため、口コミを書き込んだ人はたまたま勝てただけかもしれない、という可能性を払拭することはできません。
さらに言うなら、私がどれだけ億スキャFXについて語ったところで、私をどこまで信用して良いのかと悩んでしまう気持ちもわかります。
そしてだからこそ億スキャFXを購入するかどうかについては、そのロジック(手法)の内容を自分自身で理解してから決めたいと思っているのではないでしょうか?
そこで今回は億スキャFXについて、実際に購入して検証した結果をもとに、以下のような内容をお話ししていきます。
- 億スキャFXの基本情報
- 億スキャFXのロジック(手法)解説
- 億スキャFXの購入者の評判口コミ
- 結局、億スキャFXは勝てるツールなのか?
また、私が実際に億スキャFXを購入して検証した結果と評価レビューも書いておりますので、億スキャFXに興味があるという場合はぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
記事内目次
億スキャFXはどのような教材(サインツール)?
億スキャFXは、世界的なプロップトレーダーである高橋良彰氏とFX商材業界の大手クロスリテイリング社が手を組んで開発したFX用のサインツールです。
基本情報は以下のようになっています。
販売元 | クロスリテイリング株式会社 |
販売開始時期 | 2019/9/18 |
運営責任者 | 松野有希 氏 |
販売価格 | 49,800円(税込54,780円) |
※2019年12月時点の情報です。
プロップトレーダー 高橋良彰とは
高橋良彰氏はプロップトレーダーの中でもとくに優れた人材として、米国でもっとも歴史の古い商品取引所であるシカゴ商品取引所(CBOT)に所属していました。
プロップトレーダーとは、投資機関などの自己資金を運用して利益の一定割合を報酬として受け取るプロトレーダーのことをいいます。
そのためもちろん、実際に勝てるトレーダーでなければプロップトレーダーになることはできません。
シカゴはトレードの本場とも言われるほどの場所であるため、そこで認められていたというだけでも高橋良彰氏のレベルの高さが伺えます。
そして高橋良彰氏の実績は、それだけには収まりません。
なんと彼が率いていたチームでは、累計で100億円以上もの利益を出していたとのことなのです。
そして、そんな凄腕トレーダーである高橋良彰氏が本場シカゴで身に付けた知識やスキルを教材(サインツール)として落とし込んだものこそが、今回検証している「億スキャFX」だということですね。
そのため億スキャFXは、プロトレーダーの中でもとくに優れたトレーダーが使っている本格的なトレードスキルを使うことができるツールであると言えます。
億スキャFXのロジック(TAKAHASHIメソッド)は王道の「パーフェクトオーダー」
億スキャFXで採用されているロジック(TAKAHASHIメソッド)の内容を一言で表すと、「パーフェクトオーダーを根拠とした順張り5分足スキャルピング」です。
億スキャFXのロジックでは、1通貨ペアにつき1日に4、5回のトレードチャンスがあり、以下の5つの通貨ペアでのトレードを推奨しています。
- USD/JPY(ドル/円)
- EUR/USD(ユーロ/ドル)
- EUR/JPY(ユーロ/円)
- AUD/JPY(豪ドル/円)
- NZD/JPY(ニュージーランド/円)
つまり、1日に20回~25回ていどのトレードチャンスがあるというわけですね。
ちなみにパーフェクトオーダーとは、移動平均線というポピュラーなインジケーターを使うことでトレンドの発生を察知できる状態のことです。
短期、中期、長期という3つの期間で移動平均線を引き、それらのラインが以下のような並び方(=パーフェクトオーダー)になれば、トレンドが発生していると判断します。
- 移動平均線が上から短期、中期、長期の順で並んでいる場合は買い優勢
- 移動平均線が上から長期、中期、短期の純で並んでいる場合は売り優勢
逆に一定の値幅を行ったり来たりしている相場環境は「レンジ」といいます。
そして、このパーフェクトオーダーの発生を確認してからトレンドに沿った順張りでエントリーするという手法が、FXの世界には王道中の王道として存在しているわけですね。
パーフェクトオーダーの精度を高める2つのインジケーター
億スキャFXではパーフェクトオーダーの精度を高めるために、2つのインジケーターを使用しています。
なぜ精度を高めなければいけないのかというと、実はこのパーフェクトオーダーには1つ大きな問題点があるのです。
それが、普通のパーフェクトオーダーではトレンドを察知するのが遅くなってしまうという問題です。
普通にパーフェクトオーダーを確認する場合、パーフェクトオーダーが出現するタイミングがトレンド発生に対して遅れてしまいがちなため、下手をするとトレンドの終わりぎわにエントリーしてしまう危険性があります。
そこでこの問題を解決すべく億スキャFXで使用されるのが、以下の2つのインジケーターです。
- TMA
- 一目均衡表(雲の部分のみ表示)
まず「TMA」は億スキャFXの要とも言えるインジケーターで、移動平均線の期間をオリジナルの数値で設定してトレンド発生を早めに察知できるように調整したもののことです。
独自の期間設定により、このTMAでは通常の移動平均線よりも早めにパーフェクトオーダーが表れるようになっています。
そのためTMAを使用することで、トレンドに乗り遅れてしまう危険性が大幅に改善されるのです。
上の図のように、億スキャFXではTMAをロジックに組み込むことで、本物のトレンドに乗ることができるようになっているわけですね。
そしてもう1つ億スキャFXで使っているのが、日本人が作成した有名なインジケーターである「一目均衡表の雲部分」です。
使い方は簡単で、パーフェクトオーダーが出現したとき、相場が雲の上にあったら買いでエントリーしてOK、相場が雲の下にあったら売りでエントリーしてOK、というフィルターとして使用します。
なぜ一目均衡表の雲部分を使うのかというと、一目均衡表の雲部分が数少ない未来の値動きまで加味して表示されるインジケーターだからです。
そのためTMAによるパーフェクトオーダーと併せて一目均衡表の雲を確認しておくことで、より精度の高いトレードができるようになります。
ちなみにこれらのインジケーターは、億スキャFXの会員サイトから一括で簡単にインストールすることができます。
億スキャFXは3つの色によるサインでトレードの判断ができる
ここまでで億スキャFXはパーフェクトオーダーを利用したロジックによって組み立てられており、2つのインジケーターを使ってトレードのタイミングを計っているというお話をしてきました。
しかし実際のところ億スキャFXを使用する場合、わざわざ移動平均線を確認してパーフェクトオーダーを探す必要はありません。
なぜなら億スキャFXでは以下の2つのオリジナルツールによって、トレードタイミングを3つの色で視覚的に教えてくれるからです。
- パーフェクトオーダーツール
- マルチタイムスコープ
まずメインとなるのが、5分足相場でのパーフェクトオーダーを色で知らせてくれる「パーフェクトオーダーツール」です。
こちらはとても単純で、3つの色によって以下のようなことを教えてくれます。
- 「赤色」なら買いエントリーのシグナル
- 「青色」なら売りエントリーのシグナル
- 「黄色」はノーシグナルなのでトレードしない、エントリー中の場合は決済
億スキャFXはサインツールなので、基本的にはこちらの色(サイン)を見ながらトレードを進めていくわけですね。
そしてその補助となるツールが「マルチタイムスコープ」です。
こちらは2つの色によって、日足、4時間足 1時間足の方向性を知らせてくれます。
- 「赤色」なら買いが優勢
- 「青色」なら売りが優勢
実際にトレードをするさいはパーフェクトオーダーツールだけでなく、マルチタイムスコープまで確認して長期足の方向性までカバーすることで、より勝率を上げることができるようになるのです。
もちろん、両ツールの使い方や見方については教材内で高橋良彰氏がていねいに説明してくれています。
そのためFX初心者でもきっちりと練習すれば、サインどおりのトレードが身に付くはずです。
ちなみに実際に高橋良彰氏が億スキャFXを使ってトレードをしている動画がYouTube上で公開されていますので、そちらの方も参考にしてみると良いでしょう。
億スキャFXの評判、口コミ
ここからは億スキャFXの評判、口コミを、良いものと悪いものに分けて紹介していきます。
高橋良彰氏が本場シカゴで身に付けたロジックははたしてFX初心者でも使いこなせるものなのか、ぜひチェックしてみてください。
億スキャFXの良い評判、口コミ
億スキャFXや高橋良彰氏についての良い評判や口コミについては、以下のようなものがありました。
以上が億スキャFXの良い評判、口コミです。
まとめると以下のような意見が多かったですね。
- サインどおりのトレードをすれば50%~70%の確率で勝てる
- 王道的なテクニカルを非常にわかりやすく落とし込んでいる
- FX上級者には物足りないものの、FX初心者にはおすすめすることができる
やはり、王道的なテクニカルをわかりやすい形でツール化しているところが好評なようですね。
そのため評判や口コミを見る限りでは、とくにFX初心者にこそおすすめできる教材(サインツール)だと言えそうです。
億スキャFXの悪い評判、口コミ
億スキャFXや高橋良彰氏についての悪い評判や口コミについては、以下のようなものがありました。
以上が億スキャFXの悪い評判、口コミです。
中でも多かったのは以下のような意見ですね。
- なかなか思うように勝てない
- あくまでも高橋氏のロジックの一部分を簡略化したものに過ぎない
- 高額のバックエンドが存在している
とくに多かったのが、なかなか思うように勝てないという口コミです。
評判、口コミを見ていて思ったのですが、億スキャFXには「勝てるという意見」と「勝てないという意見」が同じくらいありました。
総合的に考えると、それなりには勝てるけれど、高橋良彰氏のように90%超えの勝率を叩き出すことは無理だということなのでしょう。
高橋良彰氏は17年間、月間でマイナスになったことがないと豪語していますが、さすがにそのすべてのメソッドを1つのツールに落とし込むことはできなかったようですね。
億スキャFXに対しての感想レビュー
私個人の見解として、億スキャFXは初心者が購入しても十分勝てるようになる教材(サインツール)であると思っています。
その理由は以下の2つです。
- パーフェクトオーダーという王道中の王道ロジックがもととなっている
- 移動平均線、一目均衡表というポピュラーなインジケーターに加えてオリジナルのツールを使うため、トレードの判断がかなりしやすい
まずパーフェクトオーダーは、数あるテクニカルの中でもとくに王道と呼ばれるものです。
シンプルで汎用性も高いため、世界中で多くのトレーダーに愛用されています。
もちろん相場環境における優位性も高い、つまり勝てるからこそ、多くのトレーダーが使っているわけです。
そのためパーフェクトオーダーをもとにして作られた億スキャFXも同様で、シンプルで汎用性が高いにもかかわらず、優位性の高いサインツールに仕上がっています。
また億スキャFXで使うインジケーターは、移動平均線、一目均衡表といったポピュラーなものだけで、ややこしいものは一切使いません。
そのうえで色で直感的に判断できるわかりやすいツールに仕上がっていることから、億スキャFXは初心者でもかなり使いやすサインツールであると言うことができるでしょう。
これらの理由から私は、「億スキャFXは初心者が使っても勝てるサインツールである」と考えています。
もしFX教材やサインツールを買おうとしているのなら、億スキャFXを候補に入れても良いのではないでしょうか。
億スキャFXの総合評価
億スキャFXの総合評価としては
です。
こんな人におすすめ
- FXの完全初心者という人
- 移動平均線を使った王道ロジックを学びたい人
やはり移動平均線を使ったロジックというのはシンプルでわかりやすいですし、今も昔も有効な手法です。
移動平均線は非常に多くのトレーダーが使用している鉄板のテクニカル指標なので、学ぶ上でも最初に学んでおいたほうが良いものです。
FXの完全初心者の人でも、この教材からFXを学んでいくのはすごくおすすめです。
まとめ
今回は高橋良彰氏とクロスリテイリング社が作り上げたFX教材(サインツール)、「億スキャFX」のロジック(手法)について検討をしてきました。
個人的な見解としては、FX初心者から中級者にまで、広くおすすめできる教材ではないかと思っています。
億スキャFXの基本ロジックは「パーフェクトオーダーを根拠とした順張り5分足スキャルピング」であり、まさに王道の中の王道とも言える内容です。
そしてそのロジックをポピュラーなインジケーターとオリジナルのツールでわかりやすく視覚化することによって、初心者でも取っつきやすいツールとなっています。
だからこそ私は、初心者にもおすすめすることができると思っているわけですね。
ただそうは言っても、あるていどの裁量判断は必要になってくるので注意してください。
とくに相場環境を判断して利益をより伸ばして行こうとすると、それなりに慣れが必要です。
そのため億スキャFXは、購入してすぐに勝てるような教材(サインツール)ではなく、練習をしてしっかりと知識やスキルを身に付けることで勝ちに繋がる教材(サインツール)であると認識しておいた方が良いでしょう。
以上が億スキャFXのロジック(手法)の内容を実際に検証してみた私なりの見解です。
億スキャFXの購入を考えていると言う場合には、ぜひ参考にしてみてください。
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